YELLを送る元旦の王子さま
変なタイトルを付けましたが、要は私が伊野尾くんのファンになったきっかけです。
もともとHey!Say!JUMPのことは普通に好きでした。
そうです、私は出戻りジャニオタです。
そして、担当も他にいました。
しかし、彼はまさかの謹慎処分。
果てしなくショックでした。
当時、まだ私も若く現実を受け止めることが出来なくてJUMPの全体の応援を試みたものの、辛くて途中で辞めてしまいました。
それから何年も経って、学生として過ごすのも最後の年になりました。
昔から誰かアーティストのコンサートやライブに行って見たいと思っていた私。
しかし、特別夢中になれるアーティストさんもいませんでした…。
そんな時、ふと思い出したのが彼らの存在でした。
夢中になっていた当時はコンサートに行きたくても、お金も無ければ子どもだけの遠出が許されなかった我が家。
でも、今はお金もあるし、少しの遠出なら許される……。
これは………行くしかない!!
でも、行くためにはファンクラブに入らなくちゃいけないし、誰か担当がいるわけでもない。
そんな私が本当に行ってもいいの?
悩んで悩んで、悩みまくったままの年明けでした。
その年明けにCDTVでHey!Say!JUMPが出ること知りました。
もし行くなら、多少のことは知らなくちゃ…。
そう思った私は起きてるのは無理だと感じ、録画をして寝ました。
年明け、すぐに録画したものを見ました。
だいぶ彼らからは離れていたものの、やっぱりかっこいいなー。
コンサート、一回だけでも行きたいな。
そう思っているうちに彼らのステージに。
そこでは明日へのYELLを歌っていました。
その時、カメラに一瞬抜かれた男の子に胸を撃ち抜かれました。
まさか、まさか……。
何回も巻き戻してそこを見ました。
巻き戻して何回も見て、自分の目に狂いはないと思いました。
彼は伊野尾くんでした。
えっ、伊野尾くんってこんなにカッコよかったっけ??
待って、伊野尾くんってこんな髪型じゃなかったよね??
というか、あの衣装からして………
「王子さまだ……」
私は一瞬にして心を奪われました。
明日へのYELLの衣装が王子服に見えて、仕方がなく…また伊野尾くんがキラキラと見えて仕方がなく。
そこで私は決心をしました。
絶対にファンクラブ入る!!
私は伊野尾担になる!!!
元旦に突如、私の目の前に現れたYELLを送る王子に心を奪われ再び、ジャニオタへの道を歩み始めるのでした。